2021年6月30日18:52
博報堂プロダクツとピーディーシーは、小売業が保有するさまざまな顧客属性データと、 来店した顧客一人ひとりの行動データを分析し、最適な買物体験設計を行うことで、よりリッチな買物体験を実現する「Shopper DX Platform」の提供を開始すると発表した。
「Shopper DX Platform」は、小売業の持つさまざまな情報資産をもとに、さまざまなタッチポイントにおける買物体験や提供情報の質を高める独自のプラットフォームとなる。ピーディーシーの「OneGATE」をベースに、博報堂プロダクツ リテールプロモーション事業本部の店頭マーケティングにおけるノウハウと実績に加え、同データビジネスデザイン事業本部が持つ、1st Partyデータから3rd Partyデータまでのデータの利活用やCRM実績を連携することで、属性・タイミング・顧客インサイトに基づいた、デジタルサイネージへの最適なコンテンツ配信と、さまざまなデバイスへのパーソナルな情報配信を行うことを可能にした。
「Shopper DX Platform」を導入することで、 生活者に全方位からアプローチできるオムニチャネルを実現可能だ。それによって、 ECサイト上の行動ログから導き出す、リアル店舗における最適な顧客体験、そしてリアル店舗での買物行動からECサイト上での最適なオファーなど、オンラインとオフラインがシームレスに融合したOMOマーケティングを実現することが可能になるとしている。