中国の一大EC商戦「618」買いたくても買えない日本製品をラインナップ(ラオックス)

2021年6月11日18:42

ラオックスは、中国全土における一大EC商戦、「618」のセールイベントで、中国市場で人気の日本製品である化粧品やベビー用品、家電に加え、日本文化を感じさせる日本酒やアニメをラインナップに加えたと発表した。ラオックスが618に参加するのは今年で4回目。巨大な中国のEC市場で最も盛り上がりを見せる「618」イベントの継続的な参加により、さらなる日本国内メーカーの中国市場への進出拡大をサポートするという。

中国の一大EC商戦「618」(ラオックス)

中国におけるインターネット利用者数は昨年12月時点で9億8,900万人、ECサイト利用者数は7億8,200万人にのぼっている。今後もネットの普及率上昇とともにECサイト利用者数の増加が見込まれ、中国EC市場の盛り上がりは続くことが予想されている。

「618」は、初夏の大型セールとして6月1日~18日までの期間、中国全土のECサイトがこぞってセールを実施する中国の一大EC商戦で、特に最終日の6月18日には最大のプロモーションが各ECサイトで行われ、中国全土と中国EC業界全体が盛り上がるショッピングイベントとなるそうだ。

新型コロナウイルス感染症拡大防止のために世界的な渡航制限が続く中、ECは中国消費者にとって、海外商品を入手する重要なチャネルとなっており、昨年2020年の「618」期間中の全GMV(流通取引総額)は前年比43.78%増の4,573.3億元(日本円で約8兆円)にのぼった。
一方、参加ブランドにおいては、国外ブランドとしては欧米からの参加が主流で、日本からの参加は今後のさらなる増加が期待できる。昨年アリババ傘下のBtoC越境ECプラットフォームを通じて「618」のキャンペーンに参加した中国国外のブランドは、欧米企業を始めとした92か国地域から約2万5,000となり、新規参加ブランド数は前年比64%増と発表された。今年は中国国内外合わせて昨年の2.5倍となる約25万のブランドが参加。全1,300万の商品中、140万SKUが「618」において発売されるなど、「618」は海外ブランドが中国市場にアクセスするための重要な入り口として注目されている。

ラオックスは、長引く海外渡航制限を鑑み、今年は日本酒やアニメといった日本文化を愉しめる商品がトレンドとなることを予測。新型コロナウイルスの影響で巣ごもり生活を快適にしたいという意識の高まりから、昨年の「618」の売れ筋として伸び率トップだった高級家電や、近年人気の高い化粧品、ベビー用品、トイレタリー用品、健康食品に日本酒やアニメコンテンツ商品を加え、海外旅行に行けない中国消費者のニーズに応えていく。

2020年のラオックスの「618」での売り上げは、前年比45%増で、2021年は前年比30%増の売上を目標として掲げている。年々盛り上がりを見せる「618」で、今後も日本国内メーカーの中国市場への進出拡大に向けて、中国におけるプロモーション支援及び事業展開を進めていく。

New Retail Navi編集部

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