2021年6月2日17:50
Kaizen Platformは、大日本印刷(DNP)とアドインテと連携し、店頭や棚前のリテールメディア、および来店・購買などのリテールデータを活用することで、企業の販促活動の効果最大化や、店舗や小売ビジネスのDXにより顧客体験の向上を支援するリテールメディア向けパッケージサービスの提供を開始すると発表した。
FacebookやInstagram、YouTube、Amazonなど、各種グローバルプラットフォームから認定を受けるパートナーとして、データに基づいた動画クリエイティブ制作にノウハウを持つ Kaizen Platform、生活者と企業をリアルとデジタルのコミュニケーションでシームレスにつなぎ、企業が生活者一人ひとりに最適なタイミングで最適な情報を届けることで新しい買い物体験を提供する「ストアDX」を推進するDNP、店頭や棚前のデジタルサイネージやID-POSデータ連動型デジタル広告など、リテールメディアの活用やオフラインで取得できる消費者行動データなどのノウハウを持つアドインテ、3社それぞれの強みを組み合わせることで、小売企業やブランドメーカーの販促活動の効果最大化を支援するとともに、店舗のDXによって新たな顧客体験を生み出すことを目指した協業を進めるそうだ。
今後は、来店時に加え、来店前後のあらゆる顧客接点に応じた最適なコミュニケーションの設計、及びクリエイティブの制作・配信・効果検証まで、リテールメディア活用を中心に、店舗や小売ビジネスのDXを総合的に支援するパッケージサービスを提供するという。
具体的には、店頭・棚前のリテールメディアの構築・活用に加えて、ID-POS連動型の広告配信、来店と連動したリアルタイムでのアプリ配信や、動画チラシ広告サービスなど、さまざまなメニューから小売やブランドメーカーの効果的な販促を支援する。また、購買や来店履歴などのリテールデータをもとに、離脱ユーザー、併売商品購入ユーザー、関連商品購入ユーザーの精緻なターゲティング設定、及びそれぞれのターゲットに合わせた最適な動画クリエイティブの制作を行う。
さらに、来店前、来店時、来店後など、消費者との接点に合わせたコミュニケーションの設計、及び興味関心に合わせた動画活用など、リアルとデジタルを組み合わせたDXによって、新たな顧客体験の提供や顧客満足度の向上を支援するそうだ。