2021年5月31日13:33
アドインテは、Kaizen Platformと業務提携をし、流通小売業を中心としたID-POSデータや来店履歴などのオフラインデータを活用し、消費者の購買行動を分析し最適な動画広告を配信することで、メーカーや小売企業を中心に、動画広告での効果最大化を目的としたクリエイティブの制作・配信での協業を進めていくと発表した。
アドインテのリテールメディアAD プラットフォームは、消費者の購買行動など含めたオフラインデータを分析し、 オフラインデータとデジタル広告を連携することで、 消費者行動に合わせたメーカー販促やデジタル広告配信が可能なプラットフォームだ。すでに、分析連携可能な決済流通総額は1兆9,000億円を超えるリテールメディアADプラットフォームとなる。
リテールメディアの中には、 ID-POS連動型DSP広告やリアルタイムアプリ配信、店頭や棚前でのデジタルサイネージなど組み合わせることで、来店前、来店時、再来店施策、効果測定までワンストップで行えるデジタル広告施策となるそうだ。ブランドメーカーの商品認知~購買行動までの一連のマーケティングプロセスをカバーし、訴求した商品の購買計測まで分析可能となるので、大手日用品メーカーや化粧品メーカー、家電メーカーなど、さまざまなブランドメーカーが活用している。
一方、 配信する動画クリエイティブの制作は、認知訴求や競合商品からのブランドチェンジなど、ペルソナごとに複数の効果的なクリエイティブを用意するには、多くのコストや時間を要するなどの課題もあった。
これらの課題解決に向け、Kaizen Platformとアドインテは業務提携し、認知や商品理解、比較検討、購買促進など、目的ごとに合わせたクリエイティブを制作・配信することで、オンライン・オフラインメディアでの、動画広告活用における効果最大化を目指す。