2021年5月17日20:13
ジーエルシーは、同社が提供する等身大サイズのタッチパネル鏡デバイス「スマートミラー2045」と、Nextremerが提供するリモート接客システム「Remosis」を連携した、非対面接客ソリューションの提供を開始すると発表した。
ジーエルシーでは、これまでも「スマートミラー2045」以外にも、「BopisCloudや「”テハイ” ロボなどの、非対面ソリューションの提供を行ってきた。今回、各種アプリケーションをインストールして使用できる等身大サイズのタッチパネルデバイスである「スマートミラー2045」と、接客業務の非対面化を実現するシステムである「Remosis」が連携することにより、接客・案内・提案等を必要とする業界の、「非対面化・非接触化による安心安全の確保」や「省人化によるコスト削減」といった課題の解決により一層貢献していきたいとした。
「Remosis」は、①AIチャットボットによる自動対応、②オペレーターによる有人チャット対応、③テレビ電話による画面・音声対応、等のリモート接客を実現する機能を搭載したコミュニケーションツールとなる。従来は店舗ごとにスタッフを配置して接客を行っていたが、同ツールを活用することで、複数店舗の接客対応を一元管理することが可能となり、また、一次対応をチャットボットが行い、二次対応を人が行うことで、省人化と非対面・非接触化を実現するそうだ。
また、「スマートミラー2045」は、 AndroidOSを標準搭載し、各種アプリをインストールして使用できる等身大サイズのタッチパネル式ミラーとなる。店舗・オフィス・街中で、これまでの鏡やディスプレイの代わりとなり、新たな体験を生み出すとしている。商品提案、接客、広告、メイク、ファッション、フィットネス、ゲーム等のシーンでの活用可能性がある。現在、百貨店、アパレル 、美容院、オフィス、化粧品メーカー、などの業種・業態での導入されている。
「スマートミラー2045」では、商業施設・ビルでの利用を念頭に置いた「for Retail」と、ホテル等の各種施設でのフィットネス利用を念頭に置いた「for Fitness」を、現在、展開している。