2021年5月11日21:06
アドインテは、大日本印刷を引受先とする第三者割当増資により、資本業務提携を行ったと発表した。
同協業により、消費者の購買体験向上を目指した、オンライン・オフラインを統合したリテールメディア開発と運用を強化するそうだ。ID-POS連動型広告や自社アプリへのプッシュ配信などオウンドメディアの活用、店頭や棚前のデジタルサイネージ広告など、メーカーのブランディングから来店・購買までフルファネルをカバーするための店舗のメディア化とオウンドメディア収益の最大化を実現していきたいとしている。
大日本印刷の強みである、店頭での効果的な販促を実現する空間設計やラウンダー業務における店頭販促の実行支援、販促広告コンテンツの制作と、同社の強みである独自開発をしたIoT端末やPOSデータの連携による購買情報の取得・分析および最適な広告配信ソリューションを連携することにより、リアルとデジタルの双方で、メーカーや流通・小売の企業と生活者のコミュニケーションをシームレスにつなぎ、DXによって商品・サービスの価値を高め、生活者に新たな買い物体験を提供する「ストアDX」支援事業を強化するそうだ。
ONEtoONEマーケティングを実行するためのカスタマージャーニーマップの作成に加え、両社の強みを活かし、【高度な分析を可能にするシステム基盤】×【購買体験の再設計】×【最新の技術ソリューション】により小売業・メーカー・消費者にとって価値のあるソリューションの提供を目指す。