2021年4月16日19:30
パナソニックグループは、外食業界においても顧客の現場プロセス革新や自動化の取り組みを推進しているが、火鍋チェーンを展開する中国の外食大手「海底撈(かいていろう)」とパナソニックとの合弁会社である北京瀛海智能自動化科技有限公司は、 2018年10月、 海底撈スマートレストラン1号店の厨房向けにおかず配膳システムを納入した。同システムは、タブレット端末からのオーダー情報をもとに、食材が盛り付けられたお皿を冷蔵倉庫から運び出し、配膳トレイ上に配置するまでの作業を全自動化している。
このほど、北京瀛海智能自動化科技有限公司は、海底撈スマートレストラン1号店やその他店舗での2年間にわたる実運用を踏まえ、新たなおかず配膳システムを開発した。 RFIDによる食品安全トレーサビリティ保証を踏襲しつつ、顧客の業務プロセスをより理解し、 サプライチェーン全体の最適化視点でさらに進化させたおかず配膳システムを「海底撈上海陸家嘴金融城店」に納入している。