2Dデジタル技術を活用した足サイズ計測やAI技術を導入した採寸が可能に(そごう・西武)

2021年4月9日18:37

そごう・西武は販売員が触れることなくサイズを測ることができるサービスを対象店舗、 売場で導入する。新型コロナウイルス感染予防のため極力接触は避けつつも自身の正確なサイズを知りたい、体形にフィットした商品を選びたいという顧客のニーズに対応する。対象の売場では2Dデジタル技術を活用した足サイズ計測やAI技術を導入した採寸で販売員が顧客に触れることなくサイズ計測が可能となった。顧客と販売員の接触機会を減らした上で、従来通り顧客のサイズに合った商品を提案する。

売場 全景(そごう・西武)

2D技術で足のサイズを計測 「 MY SIZE studio (マイサイズスタジオ) 」では、専用機器の使用で約15秒で左右それぞれの足長と足幅の計測ができる。その後80種の見本パンプスを試し履きして自身のサイズを確認。ブース内のタブレットに自分のサイズと好みを入力すると条件に合った靴が画像とともに表示される。

非接触でオーダースーツが作れる「DIFFERENCE(ディファレンス)」では、接触AI採寸アプリ「D MESURE」を使用すること(数項目の入力と写真撮影)のみで自分のサイズが分かる。メンズ・レディース問わずクラシックスーツからストレスフリーな新素材ビジネスウエアまで幅広く取り揃えるそうだ。

2020年11月の導入から300人以上が利用する非接触採寸「Bodygram(ボディグラム)」では、利用者の情報を入力し、正面と側面の2枚の全身写真を撮影するだけで全身の高精度な身体サイズの推定採寸が可能だ。細かい採寸が必要な紳士服ワイシャツ売場でもピッタリのサイズ提案が可能だという。

New Retail Navi編集部

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