2021年4月6日19:46
ギークプラスは、201年8月より、DHLサプライチェーンに対し、現場とロボットの最適な協働を可能にする物流コンサルティングプロジェクトを開始する。DHLの対象倉庫における受注から発送までの厳しい時間管理や、多種多様な商品サイズ・SKUによる制約に対して、同社はメーカーである優位性を生かし、ロジックの変更や追加開発にまで踏み込むことで、ロボット導入効果を最大化していくという。
DHLは、2019年に国内最大級の保守部品倉庫に同社の物流ロボットを導入した。導入後、 ピッキング効率は手動と比べ向上したものの、保守部品特有の、受注から発送までの厳しい時間管理や、多種多様な商品サイズ・SKUによる制約が存在し、ロボットの導入効果はまだ最大化されていない状態だという。今回、DHLは、同社のNIKEとの生産性改善プロジェクトに関心を持ち、Geek+と共同チームを立ち上げ、8月から4週間のプロジェクトを開始する。プロジェクトを通じて、システム内外の情報連携の最適化、商品特性に合わせた棚付け手法の最適化等を中心に取り組むことで、一段上の効率の実現を目指すそうだ。