2021年3月24日16:49
eコマースイネーブルメントと不正防止ソリューションを提供するRiskified Ltd.(本社:イスラエル国テルアビブ市)と電通は、戦略的パートナーシップを締結したことを発表しました。電通は、本パートナーシップによって、Riskifiedが提供するeコマースイネーブルメントおよび不正防止ソリューションの普及・導入を推進し、顧客ビジネスのおけるデジタルトランスフォーメーションの推進を支援する。
世界中のEC事業者は、オンライン機能を強化し、デジタルトランスフォーメーションを通じて販売環境の変化に適応しようとしている。しかし、犯罪者は、電子商取引の世界的ブームを背景に、犯罪を実行しようとしている。犯罪者は洗練された不正防止ツールに対抗するために時間と労力に投資すると共に、高度な戦術を駆使してこれらのツールの突破を試みる。EC事業者は、不正取引・詐欺の脅威によって、慎重になりすぎたり、外国からの収益源確保を逃したり、正当な取引を不正に減少させることがあり、オンライン取引の可能性を十分に発揮できていない。
Riskifiedは、EC事業者がより多くの注文を安全に承認し、収益を増やし、国際的にビジネスを拡大し、より優れたカスタマーエクスペリエンスを提供することができるよう支援するという。
電通は世界中の企業と提携し、企業のグローバルでの成長を支援するため、カスタマージャーニー全体で新しい機会を創出するソリューションの開発に取り組んでいる。同パートナーシップにより、電通がサポートする1万1,000の顧客は、Riskifiedのチャージバック保証ソリューションにアクセスできるようになると共に、不正取引に対する責任の所在をRiskifiedに移管することで電子商取引からリスクを排除することが可能になる。
RiskifiedのAIを活用したプラットフォームは、世界中のEC事業者が正当な顧客を識別し、犯罪者を検知・排除しながら安全に取引を完了させるという。Riskifiedの採用によって、世界中のEC事業者は、収益の劇的な増加とコストの削減を実現している。同パートナーシップは、Riskifiedと電通におけるビジネス、デジタルトランスフォーメーション、市場戦略に関する実証済みの専門知識を結集するもので、EC事業者がオンライン取引における潜在能力を発揮できるよう支援する。