ツルハとDX推進におけるリテールメディアADプラットフォーム構築(アドインテ)

2021年3月23日17:14

アドインテは、ツルハホールディングスと協業し、オフラインデータを活用し、ID-POSデータなどさまざまなデータを統合したData Management Platform (DMP) 構築による、デジタル広告と融合したID-POS連動デジタル広告施策「ツルハAD (アド) プラットフォーム」の構築・運用を開始した。

独自開発したIoT 端末「AIBeacon」を活用し、ユーザーインサイトを分析し、ID-POSデータとともにCustomer Data Platform (CDP) にツルハホールディングスのデータとして蓄積をし、さまざまなデータも融合したDMPを構築することで、ユーザーへ最適なタイミングで、最適な情報を届けるという。

サービス概要イメージ(アドインテ)

同 AD プラットフォームは、消費者の購買行動を分析し、ID-POSデータなどオフラインデータとデジタル広告を連携することで、消費者行動に合わせたメーカー広告・ONEtoONコミュニケーション販促を配信することが可能なドラッグストア最大規模のリテールメディアとなる。

活用事例は、化粧品メーカー、消費財メーカーなど、さまざまなメーカーとの取り組みが増えており、広告配信時の精度が高いターゲティングや、配信後の購買行動変化を分析するレポートにおいても非常に高い評価を得ているという。

特徴の1つでもある配信レポートは、広告配信後の購買行動変化をレポート化することが可能になり、対象キャンペーン商品が、いつ、どこで、どれだけ売れたのか、併売分析やブランドチェンジ分析など、ID-POS データを分析することによって、広告をどのタイミングで出すのが最適なのか、仮説検証も行いやすくなり、これまでのデジタル広告との大きな差別化になると考えている。

もう1つの起点として、ポイントカード機能を備えた「ツルハドラッグアプリ」との連携によって、One to Oneマーケティングの精度を上げ、「会員向け」に個別のニーズに合わせたクーポン配信、販促をリアルタイムに配信することも可能だとしている。

New Retail Navi編集部

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