2021年3月19日18:12
ジグザグは、主力事業である越境EC・ウェブインバウンド対応サービス「WorldShopping BIZ」において、国内ECサイトの利用数が1,000ショップを突破したと発表した。
2020年はCOVID-19の拡大により、多くの国で外出制限・渡航制限に見舞われた。そのため新しい生活様式に沿った「巣ごもり消費」が定着し、海外在住者が日本のECサイトで越境ショッピングを楽しむ「ウェブインバウンド」が盛り上がりを見せたという。
この需要を取りこぼさないために、百貨店をはじめとした大手流通小売企業等、さまざまなECサイトが、 続々とWorldShopping BIZを導入し、 越境EC市場の開拓に乗り出した。
WorldShopping BIZはJavaScriptタグ1行をECサイトに設置するだけで、最短1日で海外販売対応が始められる手軽さと海外不正決済を防止する機能など国内特許を2件取得したサービススキームとなる。
三越伊勢丹オンラインストア、PARCO ONLINE STORE、アイルミネ<i LUMINE>、BAYCREW’S STORE、UCHINO Online Shop、SHIBUYA FAMILY SALE、タワーレコード オンライン、バイセルオンライン などが2020年に導入した。
2017年のサービス開始以来、出荷地域1位なのがアメリカだ。実はアメリカに住むアジア系の消費者が、アパレル製品等を積極的に購入しているという。現地ではアジアンサイズの展開が少なく、越境ECで欲しいサイズを購入していることがデータから判明しているそうだ。また、2位~5位を占めたアジア圏ではアパレル製品に加えてエンタメ系コンテンツの出荷が多く見られた。
世界規模で人気があるゲーム・アニメ作品のトレーディングカードが、1位と2位にランクインした。またハイブランドのバッグも上位にあがった。日本の中古品市場の製品は偽物が少なく、状態も良いということから海外からの注文が多い商品だという。他にも中古品として人気が高いのが、腕時計・ギター・家電製品等で、WorldShoppingでも注文の多い人気アイテムとなっている。