ヴィーナスフォートでAR空間提供の実証実験(森ビル/NTTドコモ)

2021年3月9日19:52

森ビルとNTT ドコモは、森ビルが管理・運営する「お台場ヴィーナスフォート」において、AR クラウドおよびデジタルツイン技術を活用した、リアル空間とデジタル情報を融合させる実証実験を、2021年3月12日~14 日に実施すると発表した。同実証実験は、都市づくりを通じて都市とライフスタイルの未来を模索する森ビルと、ARや5Gを活用して新たな価値の創出や社会課題の解決をめざすドコモの、より便利で豊かな都市生活を実現したいという想いが合致したことにより、実施することとなった。

バーチャル広告を配信@噴水広場、マルチプレイが可能なゲームを提供@教会広場

同実証実験では、ドコモが開発を進める ARクラウド技術およびARクラウド用のコンテンツ作成を簡易化するための開発ツール(開発協力:ホロラボ)を用いて、現実空間のデジタルツインを構築し、現実の景観とデジタル情報を融合させた新たな体験価値を創出するという。体験者はウェアラブルデバイス「Magic Leap1」やタブレットを介して、現実世界の景観の中に浮かび上がる街の情報、周辺の交通機関の情報、バーチャル広告やクーポンなど、最適な場所で、最適な情報を、リアルタイムに受け取ることが可能となる。また、天使などのキャラクターが現実空間の各スポットで登場するゲーム的要素を組み込み、エンターテイメント性を加えることで、現実世界だけでは得られない、ユニークで楽しい体験が可能となる。

New Retail Navi編集部

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