購買検証可能なOMOマーケティングサービスを提供(フェズ/新生堂薬局)

2021年2月24日20:30

フェズと新生堂薬局は業務提携をし、 購買検証可能なOMOマーケティングサービス「新生堂薬局OMOマーケティング」の提供を開始すると発表した。

「新生堂薬局OMOマーケティング」は、メーカーのブランド売上拡大を目的に、顧客起点の広告販促施策の実施ができ、かつ認知から購買、継続購入までを網羅的に購買検証ができるマーケティングパッケージとなる。ID-POSとの連携が可能であるため、ID-POS連動型ウェブ広告サービス、ブランド育成型アプリ広告サービス、.ID-POS連動型アンケートで購買検証可能となります。

ID-POS連動型ウェブ広告サービスは、ID-POSデータとの連携による購買検証が可能なウェブ広告施策となる。従来の課題として、ウェブ広告の効果と売上に繋がる広告表現が不明であるというが、広告接触者と広告非接触者の購入率の差を可視化することで、広告の効果の算出が可能だという。また、ID-POSを利用することで購買状況が可視化され、新規獲得効率が高いセグメントへの配信を強めることが可能だ。さらに、購買に利くバナー広告や動画広告のテストを行うことができる。また、購買率が高い広告クリエイティブに寄せた広告運用も可能だという。

ブランド育成型アプリ広告サービスは、独自の販促データベースにID-POSデータ、実施した広告販促の実行データ・検証データを蓄積・そのデータを元に効果がある企画を実施し、 このサイクルを回していくことにより企画の精度を高め、メーカーの強力な情報資産に育成するそうだ。具体的施策として、①企画横断分析、②ABテスト配信、③戦略配信が挙げられる。企画横断分析では、施策をデータベースに蓄積し横断で比較することで、売上が上がる「施策」を証明が可能だ。ABテスト配信では、データベース上で顧客単位のABテストを行うことで、売上が上がる施策の「ターゲット」と「条件」の証明が可能だ。戦略配信 では、データベース内のデータをもとに、顧客に合わせたアプリ広告を配信し売上の最大化が実現できるという。

.ID-POS連動型アンケートは、ID-POSと連携し、売上との相関での分析ができるアンケートサービスとなる。アンケート回答と回答者の購買情報を紐づけることで、どのアンケート項目が売上と相関しているかを可視化させる。また、アンケートの目的(新商品開発や競合調査など)に応じ、アンケートの項目と対象者を自由に設定可能だ。同規模のアンケートよりも安価で提供可能だという。

New Retail Navi編集部

New Retail Navi編集部

流通やコマース動向、テクノロジーやマーケティングの最新動向を紹介しています。

関連記事

最新情報

PAGE TOP