2021年2月9日19:38
食マーケティング総合企業のfavyは、飲食店のサブスクリプション（定額制）サービス「favyサブスク」において、本格的にサブスクビジネスに取り組む飲食店向けに新しい機能とサポートの付いた新プランを追加したと発表した。今後は、「サブスク」に加えて、「サブスクビジネス」「サブスクプラス」の3つのプランを提供するという。
「favyサブスク」は、favyが飲食店向けに提供する顧客管理ツールにて使用できる、サブスクリプション（定額制）機能となる。顧客から定額会員費をもらうことで、特典や割引を提供することができるという。飲食店はサブスクリプションを導入することで、天候や曜日に左右される通常の販売売上とは別のキャッシュポイントを持つことができる。そうすることで、一定の売上の安定化に加え、顧客のリピート率の向上や、サブスクを通じた顧客管理を実現できるそうだ。
なお、サービス提供開始から1年半で有料会員数は6万5,000人を突破。新型コロナウイルス感染症の拡大および緊急事態宣言の影響により、飲食店様が大きな打撃を受ける中でも、飲食サブスク市場は縮小することなく成長しているそうだ。
新プランの「サブスクビジネス」では、複数店舗で横断して使えるサブスクを実現する。サブスク利用者は、複数店舗の中から利用する店舗を選んでサブスク利用することが可能だ。複数店舗運営企業は、どの店舗からサブスクの申込があったのか、どの店舗で利用があったのか、各店舗の解約率などを一括して管理することができる。
「サブスクプラス」では、飲食店がサブスクに集中して取り組むためのすべての機能を提供するそうだ。「サブスク」「サブスクビジネス」で提供するすべての機能が使えるほか、来店した顧客からの決済等に関する問い合わせに対応できる「有人即時サポート」、さらに「返金対応代行」を利用できる。また、サブスク売上の支払タームも週1回もしくは月1回から選択することが可能になり、キャッシュフローも改善される。
