KDDIと資本提携、コスメのオンライン購入に新たな体験価値の創出へ(NOIN)

2021年1月27日13:20

化粧品ECプラットフォーム「NOIN(ノイン)」を運営するノインは、KDDIとの協業を目的として「KDDI Open Innovation Fund 3号」(運営者: グローバル・ブレイン、以下 KOIF3号)より出資を受けたと発表した。

KDDIと連携(NOIN)

同提携により、今後は両社協力のもとノインのメインユーザーである20代・30代の女性向けに新たなオンラインでの化粧品購入体験の創造に取り組むそうだ。

ノインでは、化粧品ECプラットフォーム「NOIN」事業をはじめ、化粧品ブランドのEC進出の支援などを実施してきた。現在ノインで取り扱う化粧品は1万5,000SKUを超えている。

2020年11月には、“ついで買い”を超える新たな概念のコンビニコスメ「söpö(ソポ)」の開発・販売への挑戦なども実施し、SNSを中心に多くの反響があるという。

さらに、昨今の新型コロナウイルス感染症の影響により、スキンケア商品などを中心に外出自粛期間中のオンライン購入比率が約64%と上昇し、ユーザーの需要が高まっているそうだ。

このような背景の中で、オンラインとオフラインの両軸で技術やノウハウを持つKDDIとの提携により、既存サービスの連携のみならず、新たな化粧品のオンライン購入の体験価値創出を目指す。

今回の提携を通じて、NOINでは新たな化粧品購入体験の創造に取り組んでいるそうだ。具体的には、最先端技術を使ったオンラインカウンセリングや自身に似合う化粧品のオンライン版タッチアップ・レコメンドのシステム実装でユーザーが感じる「ネットでコスメを選びにくい」をオフラインでもなくしていく方針だ。

また、au Payのような決済、コマースサービスとの連携、KDDIが運営するプラットフォームとのシナジー創出により、さらに多くの「コスメ選び」に悩む女性と繋がり、1人1人の課題を解決していきたいとした。

New Retail Navi編集部

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