チェックインとチェックアウトがスマホで操作できる非接触アプリを試験導入(東急リゾーツ&ステイ)

2021年1月25日19:45

東急リゾーツ&ステイは、全国で開発運営する滞在型ホテル「東急ステイ」の一部の店舗において、ホテルゲストの利便性向上とwithコロナ、afterコロナを見据えた感染対策として、ゲストがチェックイン、ルームアサイン(部屋選択)、チェックアウトを自身のスマートフォン上で完了できる非接触型アプリを試験導入すると発表した。

チェックイン~チェックアウトの流れ(東急リゾーツ&ステイ)

同サービスは、東急ステイ公式サイト上でのアプリ取得及び公式サイトで販売している専用宿泊プラン予約が対象だ。宿泊日当日にスマートフォン上でアプリを起動し対象となる予約を検索。部屋の選択、事前チェックインをスマートフォンで操作。ホテル到着後はアプリに表示されるQRコードをフロントに設置された専用端末にかざしカードキーを発行するだけで客室へ入室可能だ。

また、チェックアウト当日も客室にいながら、アプリを操作することでチェックアウトが完了する。ルームキーを客室に残したまま、フロントに立ち寄ることなく出発できるという。

なお、スマートPMS「tapアプリ」は、タップが開発した非接触型ソリューションで、ゲストが自身のスマートフォン上で、予約、決済(事前清算)、チェックイン、ルームアサイン、ルームキー発行、チェックアウト、電子レシートの発行まで完了することができる。

今後はレストランモバイルオーダー、大浴場やパブリックスペースの混雑状況、AIを用いた多言語対応のチャットボット、周辺観光施設との相互連携、タクシー配車などの交通インフラと繋がるサービスなど「旅の総合アプリ」として機能拡張予定だという。

New Retail Navi編集部

New Retail Navi編集部

流通やコマース動向、テクノロジーやマーケティングの最新動向を紹介しています。

関連記事

最新情報

PAGE TOP