GMOメイクショップと連携して店舗のテイクアウト・デリバリー受注を支援(ビートレンド)

2020年12月28日18:10

ビートレンドは、スマートCRMプラットフォーム「betrend」とGMOメイクショップが提供するネットショップ構築ASP「MakeShop byGMO」を連携させ、実店舗向けテイクアウト・デリバリーオーダー機能の提供を開始したと発表した。同機能の提供により、実店舗を展開する事業者のネットショップ運営やOMO(Online Merges with Offline)の実現を支援するという。

テイクアウト・デリバリーオーダー機能のイメージ(ビートレンド)

同機能は、ビートレンドとの共同企画によりGMOメイクショップが提供準備を進めている新オプションを提供開始に先立ちいち早く導入し、「MakeShop」のカスタマイズ版「MakeShopエンタープライズ byGMO」を「betrend」向けに個別カスタマイズすることで実現したという。また、同機能は、「MakeShop」で構築されたネットショップでの決済時に、受取店舗(または購入店舗)と受取時間を分単位で指定することができ、これまで倉庫からの商品発送が前提となっていたネットショップを実店舗のテイクアウト・デリバリーオーダーの受注機能として活用することができる。なお、同機能のご利用には、「MakeShopエンタープライズ byGMO」の契約が必要だ。

同機能の導入により、コロナ禍で高まるデリバリー需要への対応や、事前決済・事前オーダーによる実店舗の滞在時間削減など、ウィズコロナ時代に合った店舗運営をサポートするという。

また、「betrend」のスマートフォンアプリの会員情報と「MakeShop」のネットショップの会員情報を連携することで、スマートフォンアプリとネットショップのポイント数連携や、購買履歴の販促活用(情報配信・クーポン付与・スクラッチ権付与など)、「betrend」側で登録したお気に入り店舗や現在地から最寄りの店舗でのテイクアウト・デリバリーオーダーの誘導などが可能となる。

同機能の導入第一弾として、全日本食品(全日食)が「全ちゃんクイックオーダー」を一部店舗で運用開始した。全日食は、全国1,800店舗のスーパーが加盟するボランタリー・チェーンだ。「betrend」で構築したスマートフォンアプリ「全ちゃんアプリ」からお気に入りの店舗の「全ちゃんクイックオーダー」にアクセスでき、店舗で商品を受け取ることができる。また、「全ちゃんクイックオーダー」の利用回数に応じて「全ちゃんアプリ」内でスクラッチゲームにチャレンジでき、店舗で利用できるクーポンが当たるという。

New Retail Navi編集部

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