2020年12月24日13:38
アプリプラットフォーム「Yappli（ヤプリ）」を提供するヤプリは、 2020年12月23日、 Yappli for ECの新機能「ECコネクトLite」をリリースし、導入第一弾としてタペストリー・ジャパン合同会社が運営する「ケイト・スペード ニューヨーク公式アプリ」にて実装を開始したと発表した。
「Yappli for EC」は、EC事業者に特化したソリューションとして2020年6月から提供している。今回は、自社ECとアプリの連携をより簡単に実装するための新機能、「ECコネクトLite」をリリースした。「ECコネクトLite」は、ECの商品一覧ページをアプリ内で高速表示し、ユーザーの購入体験を向上させる機能である。既存ECサイトをアプリ内に最適化して表示させるWebビュー機能の表示速度が7～10秒なのに対し、同機能導入後は1秒～3秒まで表示速度が向上した事例もあるという（Google Test My Siteを使用してヤプリにて調査)。高速化によって遷移率を向上につながるそうだ。
すでにリリース済みであった「ECコネクト」が、商品情報とAPI連携をすることで、商品一覧ページ、商品詳細ページ双方の高速化を実現していたのに対し、「ECコネクトLite」は商品一覧ページのみを高速化する。これにより、広告用に配信している商品データをそのまま活用することが可能になる。
