AI技術を用いたレコメンドサービスを「三越伊勢丹ふるさと納税」に導入(シルバーエッグ・テクノロジー)

2020年12月11日18:03

シルバーエッグ・テクノロジーは、同社が開発・提供するAI技術を用いたレコメンドサービス「アイジェント・レコメンダー」を、三越伊勢丹が運営する「三越伊勢丹ふるさと納税」ポータルサイトサイトに導入したと発表した。

サービス導入概要(シルバーエッグ・テクノロジー)

「三越伊勢丹ふるさと納税」は、日本各地に展開する百貨店バイヤーが選んだこだわりの「返礼品」を取りそろえ、ふるさと納税を通じた地域貢献ができるサービスだという。ポータルサイトに加え、百貨店の店頭を通じた地域の魅力紹介にも力を入れている。

今回導入した「アイジェント・レコメンダー」は、独自のAI技術によって多様なユーザーの行動をリアルタイムに分析し、嗜好を推測して、一人ひとり異なる「あなたにおすすめの返礼品」を提案することができるレコメンドサービスとなる。一部の返礼品に人気を集中させるのではなく、個人の嗜好に沿って様々な “ロングテールアイテム”を紹介することで、ユーザーによる地方の魅力発見を手助けし、幅広い自治体に寄付の機会をつくることができるという。

同サービスは、三越伊勢丹ふるさと納税ポータルサイトのプレオープン時より稼働し、AIの学習を行ってきた。その結果、現在ではレコメンド経由での自治体への寄付が、寄付全体の1割以上を占めるようになっており、シルバーエッグ社ではAIが安定して稼働し、ユーザーの皆様の嗜好に即した精度の高いレコメンド表示を実現していると考えている。

New Retail Navi編集部

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