2020年12月17日19:56
ギブリーは、2020年12月17日に、オンライン上で店舗と同様な体験を利用者に提供できるビデオ接客サービス「バーチャルストア」β版をリリースすると発表した。
同サービスは、消費者のデジタル化や、コロナ禍における百貨店、アパレル業界を中心とした小売全般の販売不振を受け、対面以外の接客方法に対応すべく「スケジュール予約」「ビデオ接客」「決済」をオンライン上で完結することが可能なサービスとなる。
これにより、例えば小売業界では利用者のニーズに合わせ、スタッフの隙間時間を活用して、利用者と遠隔にて店舗と同じように商品を見せながら接客を行うことができ、対面せずとも、販売接客において必要なコミュニケーションが取れるという。
またブラウザ版とすることで、ホスト(企業側)は、安定した通信の接客、各種外部サービスとの連携、セキュリティの担保が可能となり、ゲスト(お客様)も、アプリのインストールをしなくても、遠隔よりスタッフに相談が可能となる。これは、5G回線(第5世代移動通信システム)の拡大により加速すると考えている。
今後バーチャルストアは、同サービスの開発を進めていくとともに、チャット型マーケテイングツールの「SYLALIO(シナリオ)」、LINE公式アカウント最適化ツールの「LIBERO(リベロ)」と合わせて、より多くの企業に利用してもらえる、オンライン接客プラットフォームを目指す。