2020年10月1日17:55
物流ロボティクスサービス(RaaS:Robotics as a Service)を提供するプラスオートメーション(+A)は、Zhejiang Libiao Robots Co., Ltd.(本社:中国浙江省杭州市)が製造するソーティングロボットシステム「t-Sort」のフラップを従来よりも大型化した「ビッグフラップ型t-Sort」のサブスクリプションサービスを本格的に開始した。
同サービスの提供により従来の仕分け設備では困難であった非定型・大型商品の仕分け対応まで可能となり、一部の商品寸法の問題から機械化できず手仕分け対応をせざるを得なかった現場への導入など、今後の新たな展開が期待されるという。t-Sortは、シュート(仕分け先)間口の寸法を仕分け箱寸法に合わせ自由に設計できることが特徴で、今回のビッグフラップと合わせることでより多様な利用者ニーズに対応することが可能となる。
「ビッグフラップ型t-Sort」導入先は、ゴールドウイングループの物流作業を受託する東砺倉庫株の富山県の在庫型物流センター(DC)となった。従来人の手仕分けにより行っていた大型リュックサックを始めとする多様な形状のアパレル・スポーツ用品を各店舗先へ仕分けに「ビッグフラップ型t-Sort」を活用することで作業を自動化し、従来比30%以上の効率化を実現したそうだ。