置き場所指定可能な「非対面受け取りサービス」本格開始(アスクル)

2020年9月30日20:24

アスクルは、運営する一般消費者向け(BtoC)インターネット通販サービス「LOHACO」(ロハコ)において、2020年9月30日(10月1日出荷分)より、非対面による受け取りサービス(置き場所指定配送)を本格的に開始すると発表した。 あわせて、 ヤマト運輸のEC事業者向け新配送商品「EAZY(イージー)」を導入し、非対面による受け取りサービスの対象となる注文を拡大する。

これによりLOHACOの利用者は、注文時もしくは出荷完了案内時に、都合の良い受け取り方法を指定することが可能となる。

これまでLOHACOでは、利用者が荷物を受け取りたい時に待ち時間をできるだけ少なく荷物を受け取れることを目指し、1時間刻みでの時間帯指定や深夜早朝配送などアスクル独自のサービスを提供し、その時々のニーズに合わせて変化させてきた。今年2月から、アスクルの物流子会社ASKUL LOGIST(アスクルロジスト)が配送する一部エリアに限定して、 配達員と対面せずに荷物を受け取れる「非対面受け取りサービス」のテスト運用を行っていたが、今回実装の運びとなった。同時にヤマト運輸が提供する「EAZY」を導入することで、 自社グループの配送エリアに留まらず、ヤマト運輸による配送エリアを含めた全国での非対面受け取りが可能となり、利用者のニーズにあわせて、フレキシブルに受け取り方法を選択できるようになった。

「非対面受け取りサービス」導入によりアスクルロジストが届ける荷物については、注文時にサイト上で対面での受け取りのほか、置き場所指定(玄関ドア横・宅配BOX)が可能だ。

ヤマト運輸が届ける荷物については、対面での受け取りに加え、玄関ドア横・宅配BOX・ガスメーターBOX・物置・車庫・自転車のかご・建物内受付/管理人預けなど、利用者の希望する場所や日時に合わせた非対面(置き場所指定)での商品受け取りが可能だ。同サービスは、 利用可能な注文に対し商品出荷後にヤマト運輸より送付されるメールにて、指定・利用できる。また受け取り方法は、配達直前までいつでも変更可能だ。

LOHACO注文時、 受け取り方法指定画面にて設定(アスクル)
非対面受け取りへの指定場所変更の流れ(アスクル)
New Retail Navi編集部

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