2020年9月29日20:37
デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム(DAC)の連結子会社である北京迪愛慈広告有限公司( 北京DAC)は、中国の電子商取引最大手である阿里巴巴集団(アリババグループ)が提供するマーケティングサービス「Uni Marketing」(全域营销)のオフィシャルパートナーに3年連続で認定されたと発表した。
アリババグループの 「Uni Marketing」は、 同社が提供するECサービス、メディア、決済などのサービスを利用する中国国内の7億人以上を網羅するビッグデータを、 1つのID「Uni ID」に統合したマーケティングサービスとなる。膨大な数のユーザー属性分析機能、消費行動・趣味嗜好の詳細なセグメント機能、データやコンテンツを統合管理するCRMプラットフォーム機能などを有している。グループ傘下のECマーケティングサービスを加えることで、アリババグループのECプラットフォーム「Taobao」や「Tmall」をはじめとする多くのメディアに広告配信するサービスを提供している。
北京DACは、2005年の設立からDACと連携し、中国EC市場における幅広い戦略をもとに広告事業を展開している。また、DACのデータドリブンマーケティングに関する知見や強みを活用しながら、中国国内で独自のデジタルマーケティングサービスおよびソリューションを開発・提供している。
2017年に「Uni Marketing」の認定代理店になって以来、さまざまな日系広告主の中国EC市場におけるマーケティング課題の解決に取り組み、その知見を蓄積している。「Uni Marketing」のソリューションを活用し、北京DACの強みである「EC戦略」・「販売戦略」・「顧客分析」・「PDCA」のオリジナルのナレッジをもとに、消費者の属性や行動をきめ細やかに分析することで、消費者一人ひとりに合わせた効果的なキャンペーンを実現するそうだ。