栃木でPET ボトルリサイクルの実証プロジェクト開始 (コカ・コーラ ボトラーズジャパン/ウエルシア HD)

2020年9月18日18:13

コカ・コーラ ボトラーズジャパンとウエルシアホールディングス(ウエルシア HD)は 、PET ボトルリサイクルに関する実証プロジェクトを2020年9月23日から開始すると発表した。実施期間は3カ月を予定している。

工程 (コカ・コーラ ボトラーズジャパン/ウエルシア HD)

同実証プロジェクトはコカ・コーラ ボトラーズジャパンとウエルシアHD が、店頭回収したPETボトルを新たな PET原料としてリサイクルする「ボトル to ボトル」のリサイクルモデルを共同で構築することを目的としており、ウエルシアHDが PET ボトルの店頭回収と分別、コカ・コーラ ボトラーズジャパンは分別されたPETボトルの収集から再原料化まで一連のリサイクル工程の設計・監修を担当する。9月23日から、ウエルシアHDが展開するドラッグストア「ウエルシア」の栃木県小山市内8店舗の店頭に回収ボックスを設置、回収されたPETボトルはコカ・コーラ ボトラーズジャパンの「ボトル to ボトル」の取り組みを推進する協力会社の1つである協栄産業により収集され、再生PET原料を製造する専用工場(ジャパンテック宇都宮工場など協栄産業グループの工場)にて粉砕・洗浄などの工程を経て、PET 原料として再原料化される。3カ月間の実施期間を経て、回収量、質、コストなどの検証を行い、対象地域・店舗を拡大した本格展開の開始は、2021年3月を予定している。

New Retail Navi編集部

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