画像認識技術を活用した自動検温やマスク着用を促すパッケージ開始(KDDI/エコモット/WDS)

2020年9月14日13:22

KDDIは、エコモットとWDSの協力のもと、画像認識技術を活用した建物に入室する人の体表面温度の自動測定や、マスク未着用者の検出と着用を促す「KDDI IoTクラウドStandard サーマルカメラパッケージ」 を2020年9月14日から提供開始すると発表した。

企業や店舗では、新型コロナウィルス感染症の水際対策として、利用者が建物への入場入室時、従業員が非接触体温計活用して体表面温度の測定を行っている。また、マスク未着用の人へは声掛けを行い、協力を仰いでいるのが現状だ。事業者側には徹底した感染症対策が求められている。

「KDDI IoTクラウドStandard サーマルカメラパッケージ」イメージ図(KDDI/エコモット/WDS)

同パッケージは、建物の入り口にサーマルカメラを設置し、約0.3秒で人物の体表面温度を測定すると同時に、マスク未着用者の検出と着用を促す。計測した温度や属性情報はクラウド上に保存するため、必要に応じて過去データから感染経路をすぐに調査することが可能だ。また、事業所などにおいては、事前に人物登録を行い体表面温度などの情報との紐づけにより、本人特定を行うことも可能だ。
提供料金は、クラウド料金が初期費用契約事務手数料1万円/契約、月額費用は機器接続料2,000円/台、サービスID利用料5,000円/IDとなる。端末料金が月額プラン 2万円/月・台、購入プラン29万8,000円/台となる。

New Retail Navi編集部

New Retail Navi編集部

流通やコマース動向、テクノロジーやマーケティングの最新動向を紹介しています。

関連記事

最新情報

PAGE TOP