2020年9月10日12:00
テモナとインフォコムは、テモナが提供するサブスクリプション支援サービス「サブスクストア」と、インフォコムが提供する通販・EC販売事業者様向け不正注文検知クラウドサービス「at score(アットスコア)」との連携を開始したと発表した。
これにより「サブスクストア」利用企業様は未払いリスクや、初回購入時の無料商品やディスカウント商品の転売リスクの軽減を可能にする。また、不正注文によって発生する業務負荷の軽減、転売によるブランド価値低下の防止も実現できるそうだ。日本国内における通信販売市場規模が拡大を続けるなかで、通信販売における決済手段のうち、「後払い」は、注文した商品が届いた後にコンビニ等で支払いを行う手軽な決済手段の1つとして利用率が高まっている。一方で、 「後払い」はクレジットカード決済や代引き決済と比べ、不正注文による未払いリスクが課題となっている。不正注文は偽名、架空の電話番号、不正確な住所が入力されている事が多く、通信販売事業者においてはそれらの対応への作業に時間が取られていた。こうした背景を受けて、「サブスクストア」と「at score」を連携、 利用企業への提供を開始した。
なお、「at score」は、独自のAI与信エンジンを搭載し、注文データの揺らぎ(微妙な違い)から不正注文を自動判別することが可能だ。さらに、過去の注文データから不正リスクをスコア化し与信審査の精度を向上させるという。