2020年9月9日7:00
エプソンは、利用者が使用するタブレットとレシートプリンターとを一体化できる新商品タブレットターミナルモデル「TM-m30II-S」を2020年10月14日より発売すると発表した（タブレットは商品に含まれない）。今後1年間の販売目標台数は、TM-m30シリーズで合計約3万台を予定している。
新商品は、レシートプリンターに正面タブレットと背面ディスプレイの装着が可能で、設置スペースがコンパクトになるだけでなく、背面ディスプレイで利用者に向けて広告や案内等の各種情報を表示することも可能だ。さらに、正面タブレットを利用者側に向けることで、セルフオーダー端末やセルフ決済端末としても利用でき、変化する店舗業務のスタイルにも対応するという。
また、クリニック・店舗での受付票発券機や、書店・図書館などでの書籍検索機などのシーンにおいても、縦型コンパクト設計の「TM-m30II-S」であれば複数台数を設置することが可能だ。
さらに、「TM-m30シリーズ」を使用している場合は、アプリケーションや周辺機器をそのまま利用可能だという。
また、タブレットへの給電が可能なUSB-TypeA（最大2.1A）を1ポート搭載。iPadなら給電に加えて印刷やネットワークテザリングも行える。さらに、周辺機器接続用のUSB TypeA（最大0.5A）を3ポート搭載し、必要な周辺機器をプリンター本体に直接接続することが可能だ。
そのほか、ニアエンドセンサーを搭載。用紙切れが近いことを事前に知らせるため、用紙がなくなる前に交換できる。
