2020年9月1日20:10
BEENOSとロコンドは、2020年8月31日、越境ECに関する包括業務提携契約を締結したと発表した。ロコンドグループの海外販路拡大にあたり、BEENOSグループが包括的な支援を行い、越境EC事業の成長をサポートするべく密に連携するそうだ。
今回の包括業務提携の第一弾として、FASHION WALKERを含めたロコンドグループへの出店ブランドを、BEENOSグループが運営する日本のアパレル商品を世界120の国・地域の消費者に販売するグローバルファッションECサイト「FASBEE」に出店し、FASBEEを通じて海外販売する。FASBEEは、中国大手IT企業のBaiduの新規事業への参画も計画している。また、ロコンドが運営する靴とファッションの通販サイト「LOCONDO.jp」と、BEENOSの完全子会社が運営する越境ECサポートの代理購入サービス「Buyee」の連携も予定しており、Buyeeを通じた東南アジア・台湾最大級のECモール「Shopee」への公式シ
ョップ出店・販売サポートも計画しているそうだ。
その他にもBEENOSの持つ海外マーケットプレイスとのネットワークを活かし、FASBEEまたはBuyeeを通じた出店等を模索することで販路を拡大し、ロコンドの越境EC事業を支援の上共に拡大していきたいとしている。
なお、今回の包括業務提携契約の締結に伴い、FASBEEの機動的かつ迅速な経営を実現するため、BEENOSはFASHION WALKERが有していたFASBEEの全株式を取得し、完全子会社化するそうだ。