開発不要でネットスーパー立上げを可能にする「Stailer」と連携し商品マスタデータを一括提供(10X)

2020年8月14日19:05

10Xは、ネットスーパー・EC等の商品マスタのセットアップ・運用を行うスコープと業務提携し、既存のPOSデータを連携するだけで商品・在庫マスタの自動生成を可能とするサービスの一括提供を行うと発表した。

広告・マーケティング業を手掛けるスコープは、商品カタログやチラシの企画・制作で培ってきたノウハウを活かし、ネットスーパー・EC等の構築の際に必要となる商品マスタの構築に強みをもっている。具体的には、店舗に並ぶ大量の商品の写真撮影・商品情報・価格の入力などのデータ入力によるマスター構築・運用ソリューションを提供するとともにマスタデータを使った業務の効率化の提案も行っている。

10Xが提供する「Stailer」は、ネットスーパー事業の立ち上げ・運営を行う小売・流通事業者様を対象とし、レガシーなシステムを置き換え、顧客体験を実現するサービスとなる。長期的にネットスーパー事業を成長させるために必要なAPI、データベース、エンドユーザー向けのアプリ、分析ツールといったシステムをフルセットで提供するそうだ。

同提携では、10Xが提供するStailerと、スコープが提供する商品マスタの構築・運用技術を組み合わせることにより、新たにネットスーパーを展開される事業者様にとってボトルネックとなる「商品マスタ・在庫マスタデータの構築」をスコープ・10Xがサポートする。すでに利用されているPOSデータをStailerと連携するだけで商品マスタ・在庫マスタを初期生成し、スコープが商品画像やテキストデータを付与することで、ネットスーパーで利用可能なデータが揃うという。

連携のイメージ(10X)

同提携により、スーパー・小売事業者は自社でのシステム開発や商品マスタ・在庫マスタなどの準備不要で、素早くネットスーパー事業を立ち上げることが可能となる。

New Retail Navi編集部

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