2020年4月22日15:25
Napps Technologiesは、2020年4月22日よりスマートフォンを使って店舗とつながったアプリをつくれるクラウド店舗運営ツール「Napps(ナップス)」をリリースした。
Nappsは、店舗のオーナーが、誰の手も借りずにパーツを組み合わせてオンライン上にクラウド店舗を作成できるツールとなる。これまでのECでは実現できなかった、価格のない商品を店員に相談して購入したり、メニューにないオーダメイド商品の相談ができたり、オンライン上で商談会が開催できるなど、従来の店舗と同様のことをオンライン上で実現可能だ。
コロナウイルスの感染拡大による外出自粛要請を受けてテイクアウトを開始する飲食店が増えたことから、クラウド店舗機能の第一弾として「テイクアウト予約受付」機能の提供を開始したという。
「テイクアウト予約受付」では、FacebookやInstagramなどのSNSに投稿するような操作で、飲食店のテイクアウト予約をWeb上で開始できる。写真だけのメニューや、飲食店によくあるテキストのみのメニューも作成できる。
また、注文は一般的なオンラインショッピングのように商品をカートへ追加し、受取予定時間を選択して行える。商品代金の決済は店舗で行う。受取予定時間の選択肢は店舗側で自由に追加・変更可能だ。
さらに、利用者が注文した商品は店舗の注文一覧にリアルタイムに追加される。調理など作業中も電話をとることなくスムーズに予約受付ができる。また、電話を使わないため複数の注文を同時に受け付けることができるとしている。