2020年3月9日16:33
化粧品ECプラットフォーム「NOIN(ノイン)」を運営するノインは、2020年3月よりNOINで商品を販売する化粧品メーカーに対してデータマーケティング支援プランの提供を開始すると発表した。
データマーケティング支援プランでは、NOIN上に出品されている商品販売データをもとに人気商品傾向や販売プランニングを支援することによって、化粧品メーカーがオンラインで商品を提供しやすくなることを目指すという。
単なる調査やデータ提供に留まらず、 自社商品が購入される原点の要因調査をはじめ、 パッケージやメッセージのABテスト等施策にも伴走するのが同プランの特徴だとしている。
購買データや国内・海外の市場データ、自社商品と一緒に買われやすい化粧品に関するデータまでこれまで見える化していなかった情報を活用。メーカーが提供する化粧品を求めている人々に的確にリーチさせ、販売側と購買側の橋渡しとなる。
すでにβ版の提供では大手化粧品メーカーや海外の人気ブランドを取り扱うメーカーなど数社が導入しており、月間1,000万円規模で同取り組みを実施している。メーカーには、 カスタマイズしたデータ提供や顧客の声のフィードバックから作り上げる再現性の高いプランニング支援が特に好評だという。
また、 NOINが強みを持つ企画連携やプラットフォーム利用者とのコミュニケーションの支援を実施することで販売促進施策も実施。
化粧品プラットフォームであるNOINでは、 店舗販売などオフラインをメインに販売されてきた化粧品の購買データをデータ化することに成功しているという。そのため従来、見える化していなかったユーザーの詳細な行動や自社商品と比較検討されている商品やブランド、 市場傾向などの情報キャッチアップが可能になる。また、複数のテストや実施結果をもとに、商品や購買データから化粧品を求める人々に対して有効なクリエイティブやSNSの活用提案が可能だとしている。