ホットペッパーグルメが近鉄の案内AIデジタルサイネージ実証実験に参加(リクルートライフスタイル)

2020年2月21日7:00

リクルートライフスタイルは、グルメ情報サイト「ホットペッパーグルメ」において、 近畿日本鉄道が2020年2月28日から開始する、AIを活用したお客さま案内デジタルサイネージの実証実験に参加し、案内AIデジタルサイネージへ飲食店情報を提供すると発表した。

(リクルートライフスタイル)

同実験は、多様化する顧客のニーズや、インバウンドに向けた多言語対応など、駅での案内業務におけるサービスの検討・検証が目的となる。関西圏と東海圏の6駅にAIを活用した案内AIデジタルサイネージを計8台設置し、駅構内や駅周辺の案内を行う。「ホットペッパーグルメ」は自社で保有する約10万店の飲食店情報(店舗情報、メニュー、写真、口コミ、地図など)を案内AIデジタルサイネージ事業者へ提供することで、利用者の飲食店検索をサポートするそうだ。

飲食店選びにおいては、事前に情報検索を行い来店するケースの中でも、直前に飲食店を選んで来訪する“直前検索”のニーズが高まっている。「ホットペッパーグルメ」ではそうした消費者ニーズに応えるため、「ホットペッパーグルメ」のUI改善などを積極的に行ってきたが、同実証実験への参加によって、さらに飲食店の“直前検索”を活性化していきたいと考えている。なお、同実証実験では、「ホットペッパーグルメ」の飲食店情報を利用することで、たとえ土地勘のない場所であっても利用者のニーズに合った飲食店情報を取得できるようになる。一方、飲食店にとっても、訪日外国人を含めた旅行者を中心に、新規顧客の獲得につながると考えられる。

New Retail Navi編集部

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