マンガUP!、マンガPark、マンガMee、サンデーうぇぶりが「KARTE for App」を導入(プレイド)

2020年1月15日9:25

プレイドは、ネイティブアプリ向け・CX(顧客体験)プラットフォーム「KARTE for App」が、and factoryが各出版社と共同で開発・運用する「マンガUP!(スクウェア・エニックス)」「マンガPark(白泉社)」「マンガMee(集英社)」「サンデーうぇぶり(小学館)」に導入されたと発表した。

and factoryが開発・運用するマンガアプリでは、これまでも他社の接客ツールを導入し読者とのコミュニケーションを図ってきたが、アプリのさらなる成長を目指すにあたって今回新たに「KARTE for App」を導入することとなった。

「KARTE for App」の接客アクションは柔軟性が高く、多様なアプローチによって読者に新たなマンガを届けることができる、との評価を得ているという。オンラインやアプリなど、媒体の多様化に伴い新しいマンガ作品がどんどん生まれている。一方で、人気作品やジャンルに関心が集中し、新人作家の作品が読まれにくく、特定ジャンルの作品ばかりに偏ってしまうという問題があった。その問題点に対して読者の購読履歴や簡易な質問でのヒアリングをもとに作品提案を行うなど、「KARTE for App」の機能を利用した新たな作品との出会いの創出が期待されることから、今回導入に至った。読者一人ひとりに合わせてマンガと出会うきっかけを生み出し、その反応を作家や出版社へフィードバックすることで、人気作品のみに依存せずに読者の求めるマンガが生まれてくる環境を作っていきたい、とのことだ。

また、さまざまなEC導入実績から、「KARTE for App」はand factoryの求めるCRMの思想に合致したプロダクトで、読者ごとの行動や嗜好性を可視化した上での仮説構築からアクションまでをワンストップで実現できるプラットフォームであるという評価を得ているという。ある作品やジャンルの存在をきっかけにアプリを使い始めるユーザーが多く、利用期間が長くなると「飽き」が生まれる。無限に作品やジャンルを増やし続けることが難しい以上、一定のボリュームのなかで、飽きが生じ始めたユーザーの好みに合わせた提案を行う必要がある。「KARTE for App」をCRM基盤として活用し、作品提案のパーソナライズ化を図ることで、大衆性とニッチな嗜好性を両立できるマンガアプリとなることを目指す。

さらに、and factoryのマンガアプリのグロースに伴走するカスタマーサクセスおよび開発体制も大きな導入理由となった。質問・フィードバックへの対応やプロダクト改善の速さ、新機能実装など開発力の高さなど、組織体制も含めて全幅の信頼を置くことができ、アプリのさらなる成長を目指す上でのパートナーとして頼もしいとの評価をもらっているそうだ。

New Retail Navi編集部

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