2019年10月21日8:00
LINEは、同社が施設管理・運営に携わる「LINE CUBE SHIBUYA」が2019年10月13日に正式にオープンしたと発表した。
「LINE CUBE SHIBUYA」は、LINE、およびアミューズ、パシフィックアートセンターの3社で構成されている「渋谷公会堂プロジェクトチーム」として、渋谷公会堂の施設管理・運営を行う指定管理者に決定された。また、LINEは、ネーミングライツプロモーションパートナー(ネーミングライツ事業者)に選出されている。
2019年6月に開催した「LINE CONFERENCE 2019」では、24時間365日ユーザーの生活すべてをサポートするライフインフラを目指す「Life on LINE」を新たなビジョンとして発表し、「Life on LINE」を実現するための3つの戦略として”offline”、”Fintech”、”AI”を掲げ、重点的に取り組んでいる。
「LINE CUBE SHIBUYA」は、LINEが掲げる”offline”のひとつの形として、単純なオンラインとオフラインの連結だけではなく、オンラインとオフラインが融合したOMO(Online Merges withOffline)の概念をもとに、「次世代コミュニケーションホール」として今までにない、顧客体験の提供するそうだ。
ライブ配信サービス「LINE LIVE」や音楽ストリーミングサービス「LINE MUSIC」と連動し、「LINE CUBE SHIBUYA」で行われているライブ映像や音源をリアルタイムで配信することで、会場での公演のみで終わらない”オフラインとオンラインをつなげた公演”を実現することが可能だ。
また、渋谷の街の施設内外に設置するLINE Beaconを経由して、LINE CUBE SHIBUYAを軸に、街全体にエンターテインメントの熱量を広げていく。
さらに、電子チケットサービス「LINEチケット」では、ライブ当日のスケジュールや交通状況などをLINEのメッセージで届けることで、ストレスなくライブを楽しめる環境を提供予定している。また、ライブ前後に渋谷の近隣店舗で活用できるクーポンの配布をするなどして渋谷エリアの活性化も努める。
そのほか、モバイル送金・決済サービス「LINE Pay」やLINE公式アカウントを活用することで、ドリンクやグッズなどの購入時間を短縮し、会場内で実施されるライブや公演を十分に楽しめるような環境を創出する。