福井・鯖江5社による共同直販ECサイト「さばえめがねマーケット」オープン

2021年6月4日12:36

日本製メガネフレームの95%以上を生産する福井・鯖江の有志メーカーによる合同事業体「さばえめがねマーケット運営チーム」は、新型コロナウイルスによるメガネフレームの売上大幅減への対策として初の共同直販ECサイト「さばえめがねマーケット」(英語名:Japan Eyeglasses Market)をオープンした。日本語、英語に対応し、決済方法はクレジットカードとなる。

さばえめがねマーケット(さばえめがねマーケット運営チーム)

特徴として、産地の職人たちがつくるこだわりの一本を届けており、「お顔に合わなければ交換可能」となっている(配送後1週間以内に1度のみ・同メーカーの商品に限る・差額は精算)。また、破損しても修理対応可能だ(破損状況による・有償)。

2021年6月1日時点での運営チームは、宮本眼鏡(鯖江市)、米谷眼鏡(鯖江市)、山元眼鏡商会(福井市)、トピオ(福井市)、内藤眼鏡(鯖江市)となる。

狙いとして、消費者が同サイトを見て、高品質な福井・鯖江製のメガネフレームを比較検討して購入することができるようになり、それにより福井・鯖江の新しい売上の柱をつくることとなる。特に今まではなかった海外消費者からの直接の注文を新たに狙っていくそうだ。目標は、令和3年度中にフレーム販売数100本/月、その内の海外からの注文は20本/月となる。

現在の有志5社以外にも、福井・鯖江産地のメーカーで希望があれば参加社数(ブランド数)を増やしていくそうだ。

New Retail Navi編集部

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