2021年5月7日19:27
TOKYO FMは、メトロアドエージェンシーと連携し、視覚広告であるOOHと、聴覚広告であるスポンサードオーディオコンテンツを一体的に展開するという、新しい広告コミュニケーションの開発を進めている。
今回、TOKYO FMとメトロアドエージェンシーはその実証をするため、東京メトロ銀座線日本橋駅と千代田線明治神宮前〈原宿〉駅の2駅でのみ聴取可能な、各々の駅が舞台となっている限定オーディオドラマ「下車した駅で運命が・・・」を、TOKYO FMが運営するオーディオコンテンツプラットフォーム「AuDee(オーディー)」で2021年5月7日~23日まで配信している。
東京メトロ日本橋駅と明治神宮前〈原宿〉駅のデジタルサイネージに、2駅を舞台にしたオーディオドラマ「下車した駅で運命が」のコンテンツ画像とともに、2駅で異なるQRコードを表示。スマートフォンなどで読み取ることでその駅が舞台の限定のオーディオコンテンツが利用できる。オーディオドラマは異なる構成のダブルストーリーとなっており、日本橋駅では「日本橋駅篇」のみが、明治神宮前〈原宿〉駅では「明治神宮前〈原宿〉駅篇」のみが聴取できる。
これらの取り組みは、オンライン広告であるデジタルオーディオコンテンツとデジタルサイネージを、オフラインである地下鉄の駅というリアルなロケーションに最適化した上で展開するという、オンラインとオフラインのそれぞれの特性を融合させシナジーを生むOMO広告コミュニケーションの開発につながるものだという。
今後もTOKYO FMは、オーディオコンテンツ事業者として、放送のみならずデジタル領域においても、「AuDee(オーディー)」を通じて、オーディオコンテンツを主軸にしたエンターテインメントとビジネスを拡大してまいります。