顧客属性や行動に合わせてリアルタイムに店頭サイネージへ配信(凸版印刷)

2021年3月26日19:37

凸版印刷は、AIカメラで高い技術を保有するAWLと共同ラボを2020年2月に設立。その取り組みの中で、AIカメラを活用し、店頭顧客の属性や店内行動に合わせて、最適なデジタルコンテンツを店頭サイネージから配信するシステム「AI販促」を共同開発した。

「AI販促」を活用することで、店頭販促における一律の情報発信から脱却し、顧客それぞれに最適な情報を配信することで、認知・購買など販促効果の向上に期待できる。

「AI販促」の概要(凸版印刷)

なお、開発に先立ち共同ラボの取り組みの一環として、2020年4月15日~5月15日に凸版印刷オフィス内の模擬店舗環境にて、AI技術開発を目的とした実証実験を行い、2020年12月11日~2021年1月8日に凸版印刷内の社員向け売店で「AI販促」の実証実験を行った。

「AI販促」は、AWLのAIカメラ(AWL BOX)と連動し、サイネージにコンテンツを配信することができるコンテンツマネジメントシステムだ。コンテンツの配信条件に、AWL BOXの分析結果を反映させることができ、店内の人物特徴や行動履歴に応じて、リアルタイムに店頭から最適なコンテンツを配信することを可能した。

New Retail Navi編集部

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