2021年3月15日12:23
パナソニック産機システムズは、2021年3月9日から、流通小売業やドラッグストア、量販店、アパレルなどの業界に向けて、WISNETWORKS Technologies(WIS社)製電子棚札システムの受注販売を開始した。
今回発売する製品は、パナソニック産機システムズとWIS社が国内向けシリーズとして共同開発したパナソニック専用モデルとなる。広視野角、高コントラストで視認性に優れた電子ペーパーを採用し、「業界最薄・最軽量・長寿命」を実現したという。
一般的な電子棚札は1センチ以上の厚みがあるのに対し、薄型タイプのBシリーズで7.5mm、超薄型タイプのBPシリーズにおいては業界最薄の4.2mmと大幅な薄型化を実現。重さにおいても一般的な電子棚札は30g以上であるのに対し、同製品は19~29gとなり、特にBPシリーズの2.66インチは業界最軽量の19gとなる。
また、電子棚札専用CPUチップ搭載により通信が安定し、1枚あたり約3秒で価格情報の更新が可能になるため、作業の大幅な省力化につながるそうだ。POS・基幹システムと連動した正確でタイムリーな価格情報の自動更新により、店舗運営の効率化および働き方改革の実現を支援するそうだ。
今後はさらに電子棚札システムのラインナップを充実させるとともに、さまざまな機器・システム・サービスの提供を通じて、幅広い業界の効率運営をサポートしていきたいとした。