2021年2月17日19:35
palanは、飯坂温泉観光協会が観光庁「誘客多角化等のための滞在型コンテンツ造成」実証事業に採択されたコンテンツ「飯坂温泉ARまち歩き 飯坂真尋と力のたまご」のWebaARを活用したシステム制作をpalan担当し、コンテンツの利用が開始されたと発表した。
WebARを活用したまち歩きコンテンツで、特別なアプリをダウンロードすることなく観光スポットを巡りながらARコンテンツを楽しめるそうだ。
利用者は、飯坂温泉エリアの指定スポットでスマートフォンをかざすと、画面にARで表示されたキャラクター飯坂真尋が登場する。スマートフォンのGPSとカメラが連動したAR動画を視聴しながら「3密」を避けながらまち歩きを楽しむことができるという。
なお、WebARは、WebブラウザのみでARを実現する技術となり、現在企業のキャンペーンや販促などで用いられている。近年、WebARを利用したサービスを地方自治体、観光業界、エンターテインメント業界などが採用し、サービス開発のパートナーとして制作・開発を行っている。
問い合わせ増加の背景には、新型コロナウイルスの感染拡大を機に「非接触型」の新しい接客の形を模索し、顧客へより充実した体験を提供したいという想いを持つ企業の増加が挙げられるそうだ。