2021年2月17日19:28
パナソニックとパナソニック システムソリューションズ ジャパンは、2021年4月1日に、新事業「現場マルチネットワークサービス」の提供を開始すると発表した。同時に同事業をダイナミックに推進するため、全体のハブ機能を担うネットワークサービス事業センターを立ち上げる。
具体的には、プライベートLTEやローカル5Gなど、さまざまな活用が期待されているセキュアなローカルネットワークと、同社が保有するタブレット端末やネットワークカメラなどのつながるエッジデバイスと、画像センシングなどのソフトウェア(ソリューション)に、防災などの人の命にかかわるようなミッションクリティカルな現場で使われてきた無線インフラを支える知見、体制を組み合わせることで、より多くの業界に提供していく。そして、これらをサービスとして切り出すことにより、今後はさまざまな役割のパートナーにも使ってもらえるビジネスモデルの構築を目指す。また同社には無いエッジデバイスやテクノロジーをもつパートナーとの共創も視野に入れる。
パナソニックのエッジデバイス・ソフトウェアに加え、多くの知見を持つ無線ネットワークシステムをサービスとして提供することにより、経営や社会の課題を根本的に解決する鍵である「現場プロセスの改革」を進め、現場と経営をつなげることで、「現場プロセスイノベーション」を実現させる。同事業により2025年に累計1,000億円の販売目標を目指す。