2021年2月3日7:10
丸善ジュンク堂書店とエニキャリは協同で、2021年2月2日より都内3店舗の店頭在庫を自宅やオフィスまでお届けするサービスを開始した。
同サービスは、丸善ジュンク堂書店が本の通販サイト「honto」で提供している「店舗お受け取り」を利用の人が、anyCarry「本のお届け便」で配送を依頼することにより、エニキャリのスタッフが書店店頭で注文の書籍を利用者にかわって受け取り、自宅やオフィスなど指定場所まで届けるものだ。
第一弾として、まずは都内の3店舗 丸善 丸の内本店、丸善 日本橋店、MARUZEN&ジュンク堂書店 渋谷店をサービス対象店舗とし、その周辺地域の自宅やオフィスに「本のお届け便」の注文から最短45分で届ける。
丸善ジュンク堂書店における「店舗受け取りサービス」の利用は、コロナ前の2020年2月と比較して12月は人数比が約1.5倍、売上金額が約2倍となっており、できるだけ効率的に本を購入したいという消費者の意識が一層強まっているそうだ。
一方で2021年1月22日発表の東京都のテレワーク導入率調査結果によると、2021年1月のテレワーク導入率は57.1%、テレワーク実施回数は週5日が25.0%であることから、依然として出社しているオフィスワーカーが一定数いることがわかった。
そこで丸善ジュンク堂書店とエニキャリは、オフィスエリアに出社するオフィスワーカーが店舗に立ち寄ることなく、大型書店の在庫をネットで検索し、短時間( 「本のお届け便」の注文からお届け間まで最短45分)で自身のオフィスなどで受け取られるサービスを協同で立ち上げたそうだ。