2021年1月21日13:20
ジュピターテレコム（J:COM）は、顧客体験（CX）向上のため、J:COM契約者（全国約557万世帯）向けの新アプリ「MY J:COM」を2021年1月25日より提供開始すると発表した。J:COMが提供しているエンターテインメントや通信などのあらゆるサービスを、ワンストップで体験するための「スーパーアプリ」構想の第一弾リリースとなるそうだ。
J:COMは映像のプラットフォーマーとして、地域活性化を軸に、多角的なサービスを展開している。新アプリ「MY J:COM」はワンストップにこだわり、このアプリ1つで、トラブルや問い合わせ時の負担軽減、体験価値および利便性の向上と、利用者のエンゲージメントを高めることを目指している。これまで強みとしていたFace to faceの訪問サポートや電話応対に、アプリを加えた「３段構えのサポート体制」で、利用者の困りごとを、解決するという。
90ch以上を超える多彩なコンテンツから、見たいものを即録画できるJ:COM TV機能を提供。番組表やキーワード（出演者名、俳優）・ジャンルなどから、番組検索・録画ができ、利用者の視聴履歴に基づく独自のレコメンド機能で、利用者もまだ気づいていない自分の嗜好に合ったコンテンツを提案するそうだ。さらに、J:COM LINK利用者であれば、アプリでコンテンツの視聴もできる。
また、インターネット不良もワンタッチで原因を切り分ける「NET速度診断」などの、サポート機能を提供している。利用者側の負担を最小限にするため、これまでのサポート（電話・訪問）に加え、アプリのサポートを充実させる。自分の契約に紐づいた端末や契約内容だけが表示された、待ち時間なしのサポートとなる。インターネットのトラブルの場合は、速度診断と原因判定もする。困りごとサポートはTVも含め約700通りの回答があるが、万が一解決しない場合は、フリーコールの電話番号と待ち時間も表示する。さらに、アプリの学習機能で、データを収集し今後の品質改善に役立てていくという。今後は、有人チャットやカスタマーセンターとの連携も開発する。
そのほか、月々の請求内容確認、支払い方法変更手続きなどもアプリで完結できる、マイページ機能を搭載している。「マイページ」機能では、契約内容の確認ができる。また、訪問予定日や請求額・内訳の閲覧も可能だ。さらに、引っ越し・支払い方法変更などの各種手続きもできるという。
