2021年1月8日18:22
バニッシュ・スタンダードは、実店舗の店舗スタッフをオムニチャネル化する「STAFF START(スタッフスタート)」と、ecbeingの運営する通販サイト構築システム「ecbeing」との連携を開始したと発表した。
「STAFF START」は店舗に所属するスタッフが自社通販サイトやSNS上でのデジタル接客を可能にするStaff Tech(スタッフテック)サービスとなる。サービスリリースから約4年で1,000以上のブランドに導入され、2019年9月~2020年8月までの1年間の流通金額は昨年比300%を超える約882億円を達成している。
今回、ecbeingグループ内で独自開発するデジタル接客ソリューションを除き標準連携化の独占契約を締結し、多くの通販サイト運営者にとってよりスムーズかつ容易にSTAFF STARTを導入できる体制を構築したそうだ。
例えば、ecbeingにより構築された通販サイトへのSTAFF STARTの導入コストが従来の5分の1程度に抑えられる。また、ランニングにかかる最低コストも約3分の1となるという。さらに、にecbeing側に発生するSTAFF START導入費用も従来までの導入コストと比較して、標準のテンプレートを使って導入した場合、10分の1程度に抑えられるようになった。
今回の連携を通じてSTAFF STARTを導入する場合、バニッシュ・スタンダードが提案するUIテンプレートを用意する。これにより、各通販サイトの運営担当に特別な知識やノウハウがなくても簡易に導入することができるようになるそうだ。また、導入までの期間も従来の約3分の1(最短1ヵ月)ほどに短縮できるとしている。