2020年12月11日12:14
ラクスルは、印刷・集客のシェアリングプラットフォーム「ラクスル」において、2020年12月7日から、ホームページ作成SaaS「ペライチ」とアカウント連携を開始したと発表した。
ラクスルは、顧客基盤を活かした販促領域への事業展開として、2020年10月にペライチ社の株式を取得している。「ラクスル」の印刷ECサービスを利用する顧客に対し、「ペライチ」のweb予約・決済サービスを利用するなど、オンライン集客とオフライン集客を組み合わせることで、顧客にとって最適な集客を提供することが可能になる。
今回のアカウント連携によって、「ラクスル」のアカウントを利用して「ペライチ」サービスの会員登録・ログインができるようになる。顧客は、同一アカウントによって、オフライン集客とオンライン集客の両方を行うことが可能だ。
「ペライチ」は、ホームページ、ランディングページによる情報とweb予約・決済を一貫して簡単にできることが強みだ。決済手数料は売上の3.5%、販売手数料は無料。リモートセミナー料金の支払いでも活用されているという。
新型コロナ・ウィルスの環境下で、行動様式にも変化が生じ、オンラインへのサービス提供が拡張している。従来オフラインのみでビジネスを展開していた小売店や学習塾などの業態が、ネットショップを開設する、リモート講座に変更するなどオンラインでのサービス提供が加速しているそうだ。