2020年10月19日8:00
中国で国内/越境EC店舗運営やSNS運営を中心に中華圏に特化したデジタルマーケティング事業を展開するunbotは、中国のソーシャルECプラットフォーマー「Youzan」の日本法人、Youzan Japanと業務提携契約を締結したと発表した。
中国においてSNSを活用したソーシャルECは、近年大きく発達している。KOL(Key Opinion Leader)やKOC(Key Opinion Customer)と呼ばれるインフルエンサーのSNS投稿からEC店舗の商品ページに移行して購入に至るケースが増加しており、ソーシャルECを攻略することは、企業にとって重要な戦略となっている。
ソーシャルECサービスが多数ある中で、「Youzan」は現在543万店の導入実績を誇るソーシャルECプラットフォーマーだ。unbotではこれまでもEC店舗運営とSNSマーケティングを掛け合わせた戦略を行ってきた。
今回、新たに「Youzan」の日本法人であるYouzan Japanと業務提携を結んだことで、Youzan Japanが提供するサービスの1つである「Youzan 越境ECサービス」の販売パートナーとして、クライアントのWeChatアカウントと連携した越境EC店舗の開設から運営をサポートできる体制を強化した。
「Youzan」では、独自のEC店舗からソーシャルマーケティングやインフルエンサーマーケティングを利用して費用対効果の高い店舗の運営を行うことができるという。また、ファンを増やすために「シェア型クーポン」、「グループ共同購入」、「サブスクリプション(定期便)」等、100種類以上の販売ツールを提供しているため、効率よく戦略的にファンを増やし、長期的な集客に繋げることが期待できるとしている。