2020年9月17日19:44
JR東日本と千趣会は、両社のEC事業と会員基盤の強化を目的として、千趣会が実施する第三者割当による自己株式処分をJR東日本が引き受けることにより資本業務提携を行ったと発表した。
千趣会の有するマーケティング力、会員基盤と、JR 東日本の有するリアルでの顧客接点とJRE POINT 会員基盤を融合させて、JR 東日本が運営する JRE MALL の強化やオリジナル商品開発、決済での連携強化を行い、同提携を顧客の相互送客につなげていくという。
また、JR 東日本グループの駅ビル・エキナカにベルメゾンの店舗を出店。JRE MALL と連携したショールーミング店舗など、リアルとネットが融合した顧客体験の創出に取り組むそうだ。
さらに、JR東日本のJRE POINTと千趣会が提供するベルメゾン・ポイントの連携を推進する。JRE MALL 内のベルメゾンを利用時の付与ポイントアップや、ベルメゾンお買い物券のJRE POINT のポイント交換商品化など、両社のサービスの魅力向上につなげる。
さらに、ベルメゾン商品の購入時に、ビューカード決済で JRE POINTおよびベルメゾン・ポイントの付与率を高めるなど、両社の会員メリットを高めるとしている。
JR 東日本は、千趣会が実施する第三者割当による自己株式処分 5,714,200株(千趣会の発行済株式総数の10.98%(議決権比率 12.46%)、1株当たり取得価額 350 円、取得価額約 20 億円)を引き受ける。