「STAFF START」が年間流通額882億円、導入ブランド数1,000を突破(バニッシュ・スタンダード)

2020年9月14日13:24

バニッシュ・スタンダードは、同社の運営する実店舗の販売スタッフをオムニチャネル化する”スタッフテック”アプリケーションサービス「STAFF START(スタッフスタート)」が2020年9月1日で4周年を迎え、2019年9月~2020年8月の流通額は882億円、 導入ブランド数は1,019を達成したと発表した。

毎年3倍以上の成長を記録(バニッシュ・スタンダード)

「STAFF START」は店舗に所属するスタッフが自社通販サイトやSNS上でのデジタル接客を可能にするスタッフテックサービスとなる。ブランドに所属するスタッフが、コーディネート投稿などを通じ自社商品の紹介をすることで販売につなげることのできるツールで、スタッフコンテンツ経由での販売実績はスタッフごとに集計され貢献度を可視化することができる。この1年で、アパレル業界だけでなくコスメやブライダルなど異業種への導入を実現したそうだ。

特に2020年に入ってから全世界的に流行した新型コロナウイルスによる社会情勢の激変で、実店舗が臨時休業や来店人数減少といった影響を受ける中、通販サイトへの注目度や利用率が急増した。そんな中でも、企業にとって貴重な資産である店舗のスタッフの接客力を通販サイトでも活用するためのツールとしてSTAFF STARTを利用しており、新型コロナウイルス流行前後ではコーデネート投稿数は約285%に増加した。また、等身大のスタッフによる投稿コンテンツは、顧客にとっても購入意思決定に大きく寄与しており、通販サイトの利便性を高める役割を果たしているそうだ。

New Retail Navi編集部

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