2019年8月25日22:15
NECは、ローソンが2019年8月23日より約半年間実施するローソン氷取沢町店(横浜市磯子区)でのスマート店舗(深夜省人化)実験において、QRコードでの利用者確認や映像解析技術を用いて人の識別を行う入店管理システム、自動釣銭機能が付いた完全セルフレジ、店舗内カメラを用いたクラウド型カメラサービスを提供すると発表した。
具体的には、実験店舗の自動ドアの横に入店管理機器を設置し、利用者確認後に自動ドアが開く仕組みを採用している。利用者は、事前にローソンアプリに登録し、店舗の入店管理機器でアプリ上に表示されるQRコードを読み取るか、近隣の利用者向けに事前に発行する入店カードのQRコードを読み取ることで入店可能となる。また、QRコードを持たない人は、入店管理機器に搭載されたカメラで顔を撮影し、NECの顔認証AIエンジンを用いた映像解析技術により人の顔と識別されると入店可能だ。
NECは、入店管理システムに加え、自動釣銭機能に対応した完全セルフレジや、見守り用途として、店舗内に新設した360度見渡せるドーム型ネットワークカメラなどを用いて店舗状況の確認が可能なクラウド型カメラサービスを提供する。