物流でAIによるコード読み取り、ARで業務データを見える化(日立ソリューションズ)

2020年12月30日19:43

日立ソリューションズは、新常態(ニューノーマル)により、物品の取扱量が増大する物流業における、倉庫への入荷から、ピッキング、出荷までの業務を効率化できるソリューションを2020年12月2日から販売開始すると発表した。

図:入出荷検品を活用した例(日立ソリューションズ)

同ソリューションでは、 モバイル・コンピュータビジョンの技術で複数のバーコードやQRコードを瞬時に高精度で読み取り、AR(拡張現実)技術で業務システムの情報とリアル空間を組み合わせることができる「Scandit Barcode Scanner SDK(ソフトウェア開発キット)」を活用した、物品の入出荷や検品作業の効率化を実現するそうだ。

これにより、物流業者は、入出荷時の検品において、複数の物品に貼り付けられたバーコードやQRコードを一括で読み取ることで、物品の個数確認を瞬時に行うことができ、さらに、業務システムが保持する出荷先などのデータをバーコード上にAR表示して、見える化することで、 作業者が視覚的に判断できるようになり、作業誤りの防止などの品質確保を実現できるという。

New Retail Navi編集部

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